watashinokosodate’s blog 発達障害?グレーゾーンの娘と母親の現実

発達障害?グレーゾーン?わたしの娘は人一倍の甘えん坊。ちょっと目が離せないヤンチャ娘と暮らす、シングルマザーのブログです。産まれたときから少し個性的でちょっぴり変わっていた娘との、大変だけど愛のある生活。そのいろいろを、漫画メインにご紹介していきたいと思います。

保育園に行きたがらない、登園拒否でも無理やり連れていく?

登園拒否(保育園に行きたがらない)理由は大きく2つ

  • 保育園で嫌なことがあるから
  • ママと一緒にいたい(離れたくない)から


このどちらか、あるいは両方だと考えます。


保育園に行きたがらない理由がどちらなのかによって、対応の仕方は変わってきます。


ここでは、二つ目に挙げた
『ママと離れたくないから保育園に行きたくない』

という場合のお子さんとどう向き合うかについてお話したいと思います。

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ではまず、
さらに深掘りしていきます。

ママと離れたくない子供の心理


もちろんどんなお子さんだって、みんなお母さんと離れたくはないです。

でも、

・気持ちの切り替えの上手な子
・我慢してしまう(我慢できる)子
・離れたくないけど保育園も同じくらい好きな子
・保育園に行けばママが安心してくれるとわかっている子

上記のような子は、ママと離れたくないと思っていても、普通の顔をして(あるいは少し寂しがる程度で)登園できるのです。


反対に
激しく登園を嫌がる子というのは、

気持ちの切り替えが下手
ママの愛情をもっと感じたいと思っている(子供への愛情不足という意味ではありません。)

気持ちの切り替えが下手とは?

これは登園に限ったことではなく、普段の生活でも言えることですが、"気持ちの切り替えがうまくできない子"が存在するんです。

どういうことかと言うと、

  • 靴を履くのに右足から履きたかったのに、それを知らずにママが左足から履かせた

 →それがきっかけで機嫌が悪くなり、"外に行って遊ぶ"という目的を忘れる、外に行きたくなくなる。

  • 出かける直前に目に留まった物が強く心を奪い、出かけることを忘れる。
  • 何かに熱中していると、ママや先生の呼び掛けに応じない。
  • やりたいことと違うことを指示されると、頑なに拒む。


つまり、
次の行動に移すのが下手なんですね。



では、

ママの愛情をもっと感じたいと思っているというのは?


これは決して、お子さんへの愛情不足を指しているものではありません。

もちろん、本当に愛情不足な場合もあります。

どういうことかというと、

子供(人間)というのは千差万別。

同じだけの愛情を注いでも、
『もっともっと!まだ足りない』と感じる子もいれば、
『すごく満足だ』と感じる子もいる

つまり、

たくさん愛情注いでお子さんとの時間を大切にしているママだとしても、

"とても甘えん坊で寂しがりやでママが大好きなママっ子ちゃん"には、

まだ足りないのです。


なんて贅沢な、、!!

と思うかもしれませんが、
仕方ありません(笑)


いやいや、そんなこと言っても、

仕事行かないといけないし、
朝もバタバタ、
夕方も買い物に家事にバタバタ。

これ以上時間は作れないし、
どうしたらいいのよ!

と思いますよね。

でももしかしたら、まだできることがあるかもしれません。

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子供の心を満たすためにできること

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確かに、
今以上に時間をつくるのは難しいですよね。

仕事の時間は決まっていますし、
辞めるわけにも
そう簡単に短縮したりするわけにも
いきませんよね。

なので、
時間をつくるというよりは

『子供の心を満たす』なのです。


具体的にどうやって?

一緒にいるときは、

  • なるべく怒らない
  • 笑顔でいる
  • 子供の願いを叶えてあげる
  • 濃密なスキンシップをとる


まず、

『なるべく怒らない』ですが、

子育てしていると、それはもう、怒りたくなる場面やイライラしてしまうことなんて、当然ながらありますよね。

でも、『怒らない』。

たとえ子供が悪いことをしても、です。

子供と一緒にいられる貴重な時間こそ、
怒らないことに徹したいですね。

もちろん簡単なことではありません。

『悪いことしてるのに怒らないって、いいの?』
と思うかもしれません。

いいんです。怒らないほうが。

でも、笑ってなかったことにするのもよくありませんね。

もし本当に悪いことをしたときであれば、
優しく叱りましょう。

そのとき子供がよくわかっていなくても
伝わっていなくても構いません。

伝わっていなくても
ちゃんと聞いています。

「ぜんぜん言っても意味ない」
と感じてしまうかもしれませんが、

いつか、
「あ、今までのちゃんと聞いてたんだな」と思えるときがきっときます。



そして何より、

今必要なのは、"しつけ"なのではなく、

"子供との強い絆づくり"なのです。

子供が深い愛情に満たされて、
親子の強い絆ができて、

そこで初めて、しつけが活きるのです。

小さな子供は、
お母さんの優しい笑った顔が、何よりも一番大好きなんです。

なので、ぜひ、『怒らない』ようにがんばってみてください。

『笑顔でいる』

これは、もう上に書いてある『怒らない』の延長ですね。

『子供の願いを叶えてあげる』

多少ワガママだと思えるようなことや、
ダメだと思うようなことであっても、
3歳ぐらいまでなら聞いてあげましょう

「ママは私(ぼく)のことをなんでも受け止めてくれる」

「ママだけは絶対味方なんだ」

という、安心感や信頼感を築きましょう。



とある本にも、

"小さな子供のワガママは、ワガママとは言わない"

とありましたが、本当にそうだと思います。

そんなに小さな子供にワガママも何もありません。

とことん叶えてあげて、分別のつく年頃になってから教えていくのでいいのです。

3歳までは、親子の愛情や信頼感、安心感をとことん築きましょう。



最後は、

『濃密なスキンシップ』

寝る前の時間や、お風呂の時間など
お子さんとのスキンシップを濃密にしましょう!

うちの場合は、

寝るときはなかなか寝ないし言うこと聞かないし、
お風呂もイタズラばかりでなかなかお風呂出られないしで…

かなりイライラどころなんですが(笑)

なんとかこらえて、
楽しくじゃれあって過ごすように心がけています。

子供は本当にママとのふれ合いが大好きです。

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さて、家での
『子供の心を満たすためにできること』は、こんなところでしょうか。

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そして、今回のテーマ

『登園拒否でも無理やり連れていく?』

です。


難しいお題ですが、わたしの答えは

『保育園には連れていくが、できるだけ子供の気持ちを優先して、対策できることがあれば対策をして臨む』

です。

ちょっと何言ってるのよって思いますかね。


先程もお話したように、
子供はお母さんの愛情がもっともっとほしいのです。

朝の登園前の時間も、
丁寧に相手してあげましょう。

そんなこと言ったって、
朝なんてバタバタで付き合ってられない!

って思いますよね…(苦笑)

そこをなんとか、がんばるんです。

わたしは
朝は5時か5時前に起きるようにしています。

子供が起きてくる前に、
なるべくすべてのことを終わらせます。

子供は6:30くらいに起きてくるので、
そしたらもう子供優先の時間にします。

うちの子は朝早く目が覚めるのはいいのですが、とても機嫌がイマイチで、ほとんど必ず泣いてグズグズグダグタ甘えん坊ですが、気長に付き合います。

それでも、8時頃
出掛けるときになるとやっぱり「嫌だ」
「行きたくない」と拒否するのですが。

でも、保育園に着いてから泣きわめくことが少なくなりましたし、どういうわけか、帰宅するときも以前よりスムーズになりました。


わたしの"対策"は、

『早起きして、子供が起きてくる前までに支度や家事やらを終わらせておく』

ということになるでしょうか。


その結果、

『できるだけ子供を優先する』

ことができ、

『保育園に預ける』ことができます。

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さてさて、
今回の記事は長くなってしまいましたが

どなたかのお役に立てれば幸いです。


お読みいただきありがとうございました☆